まずはこの写真をご覧ください。
丁度2時間ほど前にけん引されていた車です。
前は凹んでいて、後ろはタイヤが跡形もなくバーストしており、けん引している状態でも斜めに傾いていました。
恐らくかなりのスピードを出して運転していたのではないかと憶測します。
このような事が起こらないよう、今回は安全運転とは何か?というお話をさせて頂ければと思います。
安全運転とは何を気を付ければいいのか
安全運転と一言で言っても、ピンとこないと思いますが
安全運転の5原則というものがあり、まずはこれを守ることが大事であると思います。
- 安全速度を必ず守る
安全速度というのは法定速度ではありません。
道路というものは日々刻々と変化するものであります。
法定速度を守るのは当然ですが、それに加えて安全に走行できる速度を把握し
周りの車両の事故を誘発しない速度で運転するようにすることが必要であると思います。
- カーブの手前は速度を落とす
カーブは内輪差、外輪差などで、早い速度で侵入すると膨らみが生じたりする場合があります。
交差点のみでなく、高速道路のカーブなども、安全な速度で侵入するようにしましょう
- 交差点では安全を確かめる
まぁ、当然なのですが、交差点に進入する際の歩行者の有無を確かめるのはもちろん
見落としがちなのは、バイクが後方に来ていないかの確認をすることは非常に大事な事です。
巻き込み事故にならないよう、サイドミラー及び目視での確認というのは必要になってくると思います。
- 一時停止で横断歩行者の安全を守る
前述したこととほとんど変わりませんが、道路上では歩行者が一番弱い立場です。
車両は横断歩道の一時停止をすることで、歩行者との事故は一気に減らせるのではないかと思います。
また、信号機の青信号は「渡ってよい」合図ではなく「気を付けて渡れ」という合図ですので
それも踏まえて行動するといいと思います。
- 飲酒運転は絶対にしない
昨今は飲酒運転は厳罰化されたため、している人はあまり見かけないですし、普通の人はしないのですが
飲酒運転は重大事故の発生の引き金となります。
飲んだら乗るな。乗るなら飲むな。
これを徹底していただきたいと思います。
また、飲むつもりじゃなかったけど・・・ということは、たまにあると思います。
その際は運転代行を手配したり、その日はコインパーキングに止めて別の交通機関で帰宅するなどを
必ず守ってください。
それでも事故は起きるときは起きる
このように事故の発生を気を付けていても、起きるときは起きます。
しかしながら、事故を起こさないように気を付けて運転するということは
その事故を極力最低限に抑えることもできると私は思います。
日本では昔から小学校の授業で安全運転教室というのを行なっているからこそ
日本の事故の死亡者数は少ないものであると思っております。
是非とも、小学校で習ったことを忘れずに。
そして、安全運転の意識を持って運転していただければと私は切に願います。