女性が警備会社に就職する際にチェックすべきこと
皆さんこんにちは。
だんだん冬の便りが聞こえてきた頃ではないでしょうか。
このまま寒くなってくるのかなぁ?と思いますが
風邪には十分気を付けて過ごしてください。
さて、今回は、女性が警備会社を選ぶ際のチェックポイントをご紹介しようと思います。
警備会社の女性の割合は少ない
警備会社、警備業界の女性の割合というのは約5.8%と多くありません。
これは、他業種と比べて割合は少ないものであると思います。
少ないからこそ、女性への待遇を手厚くして集客を図る会社というのが多くあると思います。
しかし、数多くある警備会社の中でなかなか女性に優しい会社というのをピンポイントで探すのもなかなか難しいと思います。
今回は一般的な警備会社の求人を女性が応募する際のチェックポイントを
ご紹介したいと思います。
社会保険完備の会社
これは前回もお話いたしましたが、社会保険は完備している会社にすることがいいと思います。
将来のことを考え、社会保険完備の会社で働くことで、将来的に育児休暇の手当や
出産手当などの取得が出来る権利がもらえますので、社会保険は完備した会社を選ぶと良いと思います。
保育所完備の会社
最近「企業主導型保育園」という言葉をよく聞きますが
警備会社で保育園を運営している会社というのはたまに聞きます。
許可をまだ取っていないので会社名は伏せますが、某柏のS警備保障さんは
会社に保育所があるため、子どもを預ける場所に困っている女性が仕事をしながら
子どもを預けることができるという素晴らしいシステムを作っております。
詳しい料金などは聞いていないので何とも言えませんが、もしかしたら仕事中は無料で預かってくれるのかもしれません。
また、ほかの地域にお住まいの方でも、保育所が完備されている警備会社があるかもしれません。
もしあるようであれば、優先的に応募してみるのも手かなと思います。
警備以外の仕事もやらせてくれる会社
一般的に言われる「内勤」をやって頂くという感じになると思います。
一般的な事務や掃除など、隊員さんが気持ちよく働くことができるサポートをする仕事です。
子どもがいて仕事をフルにできない方が午前中だけ内勤に入ってもらうなど
現場に出ることができない期間はそのような業務をお願いする会社は結構あるのではないかと思います。
ただ、内勤に空きが無かったりする場合はなかなか要望通りにはいかない場合があるので、
注意が必要です。
時短勤務OK!
一般的には8時間勤務となっておりますが、4時間程度でもOKだよ!という働き方を
許可する会社というのはたまに見かけます。
どうやってやってるんだろう・・・って結構疑問に思いますが
恐らく、午前と午後で分けているのではないかと思います。
これは、お客さんありきの仕事ですので、制度化するのは大変な作業となりますが
当社もこの時短勤務というのは積極的に導入していかないといけないなと思っております。
ちなみに五輪警備の女性待遇は?
なお当社の女性への採用についてはそれなりに手厚くしていると自負しております。
一例をご紹介させていただきますとこのような待遇を用意しております。
小学生までのお子さんがいる女性については、育児手当の支給
小学生までのお子さんがいる女性については、育児手当を支給しております。
具体的な金額については、1日換算で計算しておりますので、月によって変化ありますが
大体フルで入った方は1カ月1万円程度の育児手当を支給しております。
当たり前ですが、資格手当等と併用できます!社会保険の手当では、おおむね1年間は育児休暇を取得することが可能となっております。
社内結婚についてはプレゼント(予定)
当社では、育児休暇は100%取得が出来るように整備しております
これは、女性のみではなく、男性もメリットがありますが
社内結婚をされた方については、会社からプレゼントを用意しております。よく聞く話ですが、社内結婚についてはNGだよーっていう話もたまーに聞きますが当社では社内結婚は歓迎しております!
ただ、結婚する予定の人がいないのが残念ですが・・・
とまぁ、このような待遇を用意しております。
この(予定)というのは、今まで社内結婚した方がいないので、あくまでも予定となっております。
前例がないものは仕方ない。。。
このような当社に応募していただける方は随時受付しております!
女性が少ない会社なのでぜひご応募いただければと思います。
さて、宣伝はさておき。当社もそこそこ手厚い待遇である当社の女性に対する福利厚生ですが業界全体としてこのような環境を作るべきであると私は思います。
警備業界だからこそ女性が働きやすい環境を
一昔前までは警備業というのは男性がメインの業界でありましたが
今は、女性も活躍していけるような社会形成をしていかなければならないと
私は考えております。
男女雇用機会均等法施行後、もうずいぶん経ちますが
女性も安心して働ける環境というのはここ数年で飛躍的に向上しました。
その中で、元経営コンサルタントの立場として、人事の方々にこれだけは
伝えたいことがあります。
女性に有利に取り扱う取り組みは法律違反ではない!
男女雇用機会均等法という法律があります。
これは、働く方に男女などの差を付けてはならないといった法律です。
しかし、これには例外があり、「女性のみを対象にした取組」や「女性を有利に取り扱う取組」というのは認められます。
いわゆる、「ポジティブアクション」と呼ばれるもので
固定的な性別による男女の役割分担意識や過去の経緯から、格差が男女労働者の間に生じている場合、このような差を解消しようと、個々の企業が行う自主的かつ積極的な取組をいいます。
要は、このような事が挙げられます。
男性が多い職場で女性を採用したいから、女性に来てもらうように
化粧品を取り揃えて、更衣室で自由に使える環境にしてあげよう!
などといった取り組みは「女性のみを対象にした取組」となります。
また、女性の上司が少ないから、次の部長は女性のみ候補者にしよう!
などと言った取り組みは「女性を有利に取り扱う取組」に当てはまります。
このような「ポジティブアクション」を企業が取る行動というのは
これからの社会でなくてはならないものであると思います。
当社でもこの「ポジティブアクション」の制度を採り入れ、より良い会社にしていこうと
考えております。
もし、女性の方で「柏近いから五輪警備に入ってもいいよー」という方おられましたら
是非とも当社にご連絡頂ければ幸いです。