Net119のメリット
Net119のメリットとしては、言葉の情報のみでなく、相手に映像などで情報を伝えることが可能であるので
普段より多くの情報が消防側や救急側は手に入ります。
現在は視覚障碍者や聴覚障碍者と限定されておりますが、今後は一般の方もスマホアプリから通報することが出来るようになるのではないでしょうか。
Net119のデメリット
とはいえ、Net119にもデメリットはあります。
情報が多すぎて判断できないケースがある?
私は情報は多すぎても少なすぎてもいけないと思っております。
例えば、火災現場の状況を動画で見て、何台の消防車が現場に向かえばいいかという判断は
オペレーターが判断することとなると思います。
その際、オペレーターの判断で多くも少なくも出来てしまうので、情報が多すぎるとあまりよろしくないのかなーと思います。
その際は、ある程度の精査が出来るように一般に導入されるようになりましたらAI化させていく必要があるのではないかなーと感じます。
複数人が同時に通報した場合の混乱・サーバーが落ちるリスク
複数人が同時に通報した場合
電話のような音声データであれば、サーバーに対する負荷がそれほどかからないのですが
音声データより大きいデータを取り扱う事となります。
そのため、複数人が同時に使用した場合、サーバーダウンしてしまう可能性が否定できません。
また、最近多いサイバーテロなどでサーバーが攻撃された場合、正常に稼働するか不明です。
特にテロ対策においては脆弱です。
テロが発生した後にサーバーを攻撃することにより、正確な情報が伝わらなくなる可能性がありますので、その点においても
電話での通報も用意しておくべきではあるとは思います。
登録が煩雑
現在の仕組み自体がそうだからかもしれませんが
登録が非常に煩雑です。
紙またはWebで登録申請を行ない、10日の審査を経て使用できるようになるそうです。
・・・長い・・・
もうちょっと審査のフローは見直した方が、使う方も、使ってもらう方もいいんじゃないかなーと
私は思います。
特に一般化されるのであれば余計そうですね。
とはいえ、次世代に期待されるシステム
とはいえ、Net119という新しいシステムは、将来的にスタンダードになってくるのではないかと思います。
AIやブロックチェーン、クラウド環境などを駆使してこれらを運用していくことに
とても期待できるのではないかと私は思います。
昨今は毎年のように難かしらの災害が発生しております。
今後も東日本大震災のような大きな地震が絶対来ないとは言い切れません。
それらの災害を通報するための新しい仕組みとしてスマートフォンを使ったオンライン通報というのは
今後需要が高くなってくるのではないかなと私は考えます。
警備においても同様です。
契約先警備会社にスマートフォンでワンボタンで発砲してくれるサービスなどが
今後出てくるのではないかと私は思います。
機械警備の新しいかたちとして、そのようなサービスがあると
警備会社の人間ですが私は使うなーと思います。