(202210最低賃金法改訂版)警備料金について思う事

こんにちは。

今回はお金の話として警備料金とはどのように決まっているの?というお話をさせて頂きます。

営業努力としてこれだけのことをしているのだな!という事をちょっとでも知って頂ければと思います。

 

警備料金はこのように決まっている!

我々がまず、警備料金を決定する際に見るところは、最低賃金となります。

千葉県ですと2022年10月現在の最低賃金は984円となっており
一般的な日勤業務ですと、8時間勤務となりますので

7872円

これがベースとなります。

賃金にもこんなに必要経費が掛かる!

賃金以外にも当然、雇用を行い、業務を行って頂いておりますので
雇用保険
社会保険
労災保険
これらの法律で定まった経費があります。

それ以外にも、当然ですが、会社に集合してから現場に向かいますので
通勤費

がかかります。

会社に集合した後に「原則」社用車で現場に向かいますので
社用車維持費
ガソリン代
整備費用

これらがかかってまいります。

また、ただ、どーでもいい人を採用して、翌日警備員として従事させるわけではありませんので
下記の通りの計算を行います。

最低賃金:7872円
通勤費 ¥976:社員が行き帰りを行う通勤費となります。
当社管理費 ¥1,084:移動ガソリン代・社用車維持費・各種保険
装備品等 ¥488→\536:制服・誘導灯・その他警備にかかる購入費・維持管理費
※物価高の影響で当社取引先より値上げされました
研修費用 ¥488→\555:新任教育・現任教育・現場研修等、警備にかかる際の技術維持にかかる費用となります。
※人件費の高騰による値上げとなります
社会保険料 ¥1,334:社会保険料となります。

合計:11,971円→12,357円(2022年10月~)

これが、最低賃金で計算したおおまかな原価であると思って頂いていいと思います。

警備員は最低賃金では採用できない

当然ではありますが、警備員は技術職です。
ですので、当然最低賃金で求人を出しても人は来ません。

大体、求人サイトを見て頂ければわかると思いますが
8500円~11000円程度で求人募集がされているのがわかるかと思います。

中間値の9,000円を先ほどの金額に転嫁させると13,347円(2022年10月~13,500円)。

隊員さんの多くは1年2年と働いていくと当然昇給はありますので昇給率が1.5%、10年間昇給し続けると仮定して
中間値の7.5%とすると

14,348円(2022年10月~14,645円)となります。

ざっくりですがこれが原価であるとお考え下さい。

ここからいくら利益を載せるか

ここから、いくらの利益を載せるか?というお話となりますが、
概ね10%~20%の間で利益を頂戴いたします。

別途、短期でお仕事が保証できない場合などは+αの料金を頂戴しております。

その結果、私共の料金設定はこのページの通りで行わせて頂こうという事となりました。

何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

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